下岡英明の注目ニュース【「再び立山を撮る」=「剱岳 点の記」の木村監督―富山県】

下岡英明が選んだ本日の国内ニュースです。

日本アカデミー賞で最優秀監督賞など6部門を受賞した映画「剱岳 点の記」の上映会がこのほど、撮影地である富山県で開かれ、監督の木村大作さんが裏話や、今春から再び立山連峰で撮影する次作についてユーモアたっぷりに語った。
 「八甲田山」や「鉄道員(ぽっぽや)」のカメラマンとして知られる木村さん。初めて監督として挑んだ「剱岳」は、明治時代の陸地測量隊の奮闘を描き、観客動員が200万人を超えるヒット作となった。以来、各地の講演会などに呼ばれることが多くなったという。
 沖縄県では、あまりの絶景に海外で撮影したと勘違いした観客に、木村さんが「富山で撮ったんだよ」と言うと、「富山ってどこにあるんですか」と返されたというエピソードを紹介。「全国で富山県を宣伝しているようなもの」と話すと、会場から大きな拍手と笑いが起こった。
 「富山の人は最初、よそ者を受け付けないような所があるけど、一遍、懐に入ってきた人に対しては温かい」。撮影を通じて富山にほれ込み、次作「春を背負って」のロケ地として再度、立山連峰を選んだ。笹本稜平さんの原作では舞台は奥秩父だが、映画化の申し出と共に舞台変更を依頼し、承諾を得た。亡き父の山小屋を継いだ男性と人々の交流を描く物語。木村さんは「立山連峰大自然の中で、人生の重みを撮ってみたい」と力説する。
 会場を訪れた石井隆一知事は「『剱岳』が監督として最後の作品、と言っていたことが心配だったが、再び富山で映画を撮ってもらえてうれしい」とあいさつ。これに対し、木村さんは「去年の知事選で、撮影に非協力的な人が知事にならなくて良かった」と「毒舌」で返し、さらに聴衆の笑いを誘った。
 「春を背負って」は、4月から撮影を開始し、来年6月公開予定。 

転載元ヤフーニュース


下岡英明

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